新井由己の仕事帖

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プロフィール


新井 由己(あらい よしみ)
1965年、神奈川県生まれ
office/TOKOTON Studio(東京都武蔵野市)
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 フォトグラファー&ライター。自分が知りたいことではなく、相手が話したいことを引き出す聞書人(キキガキスト)でもあり、同じものを広範囲に食べ歩き、 その違いから地域の文化を考察する比較食文化研究家でもある。
 1996年から日本の「おでん」を研究し、地域限定の「ハンバーガー」(地バーガーと命名)を食べ歩いて10年目を迎えた。2003年からはフィールドを海外へ広げ、インドの「カレー」も食べ歩いている。

 アウトドア雑誌や旅行ガイドブックを中心に1991年から活動。パソコン関連の雑誌や単行本に関わったあと、テーマを「文化・食・農」に絞り、各誌に寄稿している。
 『週刊金曜日』の第2回ルポルタージュ大賞(97年)で、江戸時代から続いている糸あやつり人形を使う大道芸人を描いた「芝居小屋から飛び出した人形師」が佳作に入選。本多勝一氏に「ユニークな対象にとりくんだ力作で、文章力も相当なもの」とコメントをもらう。
 これをきっかけに大道芸関連の執筆・撮影が続き、『週刊プレイボーイ』『週刊金曜日』『アサヒグラフ』『朝日中学生ウイークリー』『アエラ』などで発表。現在もライフワークとして路上の芸人たちを追い続ける。
 また、『散歩の達人』(弘済出版社、現在は交通新聞社)の97年8月号から「江戸野菜の産地を歩く」ルポの不定期連載を始め、首都圏の農の現場を訪ねながら、都市農業の悩みと消えゆく伝統野菜の今を伝えてきた。『東京発 畑観光のススメ』(楠本勝治/交通新聞社)の東京編を担当。

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 99年春から新潟県の豪雪地に移り住み、自給自足的な田舎暮らしを実践。執筆・撮影の合間に、奈良の川口由一さんが提唱する「自然農」を試みる。04年に新潟を離れ、山梨県韮崎市に移住。

 なお、97年10月から翌年1月まで、「おでん」を通じて日本の食文化や歴史を見るというテーマで、50ccのカブで日本縦断を敢行。途中、韓国と台湾にも立ち寄った。旅の成果は初の単行本として99年3月に凱風社より発刊。題名は『とことんおでん紀行』。日本初の「おでん研究家」として各方面で話題を集める。
 その後もおでん調査を続け、第2弾の“全国おでんレシピ集”の『とことん亭のおいしいおでん』(02年2月、凱風社)を上梓し、同時にインターネット上に「おでん博物館」をオープン。ほかに『だもんで静岡おでん』(02年11月、静岡新聞社)、文庫版『とことんおでん紀行』(02年12月、光文社知恵の森文庫)、『日本全国おでん物語』(05年1月、生活情報センター)がある。『日本全国ローカルフード紀行』(04年10月、六輝社)では、トルコライス・おでん・地バーガーで執筆協力。
 近刊に、安曇野の自然派宿・シャロムヒュッテのレシピ本『ピースフード』(05年9月、家の光協会)を企画・編集・撮影。『沖縄食堂 電車でぶらり沖縄を食す』 (06年6月、生活情報センター)では8割近くの店舗を撮影した。
 07年3月、聞書人としての最初の仕事である『エコロジーショップの働きかた GAIAという仕事場』(自然食通信社)を刊行。なんのために働くの? 仕事と遊びの違いは? 生きるってどういうこと? そんな今の自分を見つめるきっかけになる本になりました。

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待望の写真集『自然農に生きる人たち −耕さなくてもいいんだよ−』(自然食通信社)が発売されました。4年がかりで、ようやく形になりました。

次のテーマは「お遍路」です。2006年から2007年にかけて四国のお遍路を歩き終え、これから取材に入る予定です。何年かかるかわかりませんが、今までにない本にするつもりです。


【撮影を担当した主なレシピ本】
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