新井由己の仕事帖

2006年03月16日 (木)

Food's-Foo「一食即発」 東京カリ〜番長 vs おでん番長

食の総合サイト Food's-Fooのメルマガで、「東京カリ〜番長」の水野仁輔さんにインタビューを受けました。僕の回はありませんが、WEB版も公開されているようなので、ぜひご覧ください。


【一食即発 おでん編】
対戦相手:新井由己 as おでん番長 http://www.odengaku.net/
対戦場所:EXCELLO しずおか屋 世田谷区北沢2-6-6 澤田ビル202 03-3465-6154

 静岡県出身のボクにはおでんに対する強いこだわりがない。郷土料理でもないし、食べる機会といったらコンビニのレジで買うときくらい。だからあまり縁のない食べ物だった。ところがある日、わが目を疑うタイトルの本に出会う。その名も『だもんで静岡おでん(静岡新聞社刊)』。静岡のおでんだけで1冊の本が出ていたのだ! あまりの衝撃に戸惑い、著者の新井さんにあってお話を伺うことに。
 新井さんは、博多で風変わりなおでんを食べたことがキッカケで全国各地のおでん文化の研究を始めた末、おでん本を何冊か出し、WEB上に開いた「おでん博物館」の館長も務めている。まさにおでん番長な方なのだ。誘っていただいたお店はなんと静岡おでんが楽しめるお店。新井番長いわく、「おでんには様々な地域性による特徴があって、自分なりのこだわりを持っている人が多い」。関東風、関西風どころの区別にとどまらず、全国各地にユニークなおでん文化は点在しているそうなのだ。
「あの、ボク、浜松出身なのに、おでん食べた記憶がないんです……」と話すと、「なるほど、静岡おでんのエリアは主に富士川と大井川の間の地域ですから、浜松だと少しはずれてますね」といきなり確信をつく回答。静岡おでんの特徴は牛スジでスープをとり、濃口しょう油で味を付けた黒いダシ汁。すべてのネタが竹串に刺さっている。黒はんぺん(サバとイワシの練り物)やしのだ巻き、かまぼこに似た白焼きなどが人気。アオノリやダシ粉と呼ばれるふりかけを振りかけたり、みそをつけたりして食べる。そしてこれら味付けアイテムの優先順位は地域によって違うらしい。また、昭和30年代ごろまでは駄菓子屋の一角でおでんを買うことができたという。その名残か、いまだに静岡市周辺では夏にカキ氷とおでんを一緒に食べる習慣も根強いとのこと(笑)。よどみなく続く話はとても面白く、聞けば聞くほど静岡おでんはかなり奥が深い。あっという間に2時間経過。静岡以外のおでん話を聞けてないからこれはまた次の機会に話してもらうことにしよう。

対戦結果:奥深いおでんワールドに吸い込まれて、吸敗。
対戦成績:*戦*敗

↑Top: 投稿者 あらい/遊民 | Webサイト
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