新井由己の仕事帖

2007年05月28日 (月)

人の話を「聴く」技術 〜対話で心をケアするスペシャリスト《精神対話士》の〜

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先日、『対話で心をケアするスペシャリスト《精神対話士》の人の話を「聴く」技術』(メンタルケア協会編著/宝島社)という本を読みました。「聞書人」という肩書きのきっかけになったのは、『「書く」ための「聞く」技術』を書いた小田豊二さんでしたが、それと同じような内容で、僕が目指している仕事とかなり似ている部分がありました。

精神対話士というのは、「病気をはじめさまざまな理由で孤独感や寂しさ、無力感を感じている人に対して、対話を通じて前向きに生きる気持ちを引き出す専門家のこと」([資格用語集]All About より)です。震災時に避難所に行って「何か困ったことはないですか?」と聞いて回る人も、この精神対話士に当たるようです。医療行為や精神療法を用いることなく、あくまでも対等な立場で会話(対話)を通して人の心のケアを行なうのが特徴。

話を聞くだけで相手が満足するというのは、ガイア本のインタビューでも感じたことでした。インタビューを終えて、「すっきりした」「おもしろかった」「不思議な気持ち」という感想も多く、代表からは「カウンセリングみたいですね」と言われていました。自分が何をしたいのかを突きつめていたこともあって、ガイアのスタッフの数人は転職してしまいました(汗。

「私たちは、自らを主張することばかりに重きを置いて、『聴く』ことの大切さを忘れていました。もちろん、学校で『聴き方」の講義を受けたこともないでしょう。しかし、これから『こころ』の時代に向かうにあたって、求められるのは人の話を聴く力です。『話す』より『聴く』ことで知性が試される時代になります」


著 者/メンタルケア協会編著
発行所/宝島社
初 版/2006年10月5日
定 価/1500円(税込)
B6判・192頁・並製
ISBN4-7966-5453-4

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