新井由己の仕事帖

2008年02月25日 (月)

家庭でできる法事法要 

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『家庭でできる法事法要』

 監 修/橋爪大三郎
 発行所/径書房
 初 版/2008年2月25日
 定 価/1200円+税
 A5判・198頁・並製・フルカラー
 ISBN978-4-7705-0198-1
 http://www.komichi.co.jp/bd/4-7705-0198-6.html

この本には、家庭で行なう「法事・法要」のやり方が、書いてあります。

「法事・法要」といっても、かた苦しく考えないでください。家族や親しい人びとが集まって、亡くなったあの人をしのぶ。子どもの「誕生日」を祝うように、大事な人をそのゆかりの日に思い出す「メモリアル」があっていい、と思います。いわば、「手づくりのご法事」です。

ふつうの「法事」は、三回忌、七回忌などのとき、親戚がおおぜい集まります。お寺でお坊さんがお経を読み、お墓に参り、そのあと一緒に食事をして、おしまいです。

こういう集まりもよいのですが、かた苦しくて気づかれするし、子どもは退屈します。お金だってかかります。手軽に、そう何回も開くわけには行きません。

この本が提案するのは、もっと手軽に、家庭でできる集まりです。
家族の手でやるので、お坊さんは呼びません。
心がこもっていれば、それでいいのです。

人間はみな死ぬ、という厳粛な事実。人間の力を超えた真理と、家族が向きあう場が、この本の提案する「手づくりのご法事」です。仏教の考え方にのっとって行なう、このセレモニーを通じて、家族がよみがえり、この混乱した時代に、人間の生きる道が見えてくると思います。

どうか、それぞれのご家庭の流儀で、故人をしのぶ「手づくりの法事」をしてください。

ちょっとおもしろい本が出ました。僕はこのなかの、料理とメモリアルコーナー・仏壇写真の一部の撮影を担当しました。レシピ・テーブルコーディネート・メモリアルコーナーのコーディネート(一部)は、香取薫が担当しています。

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さらに興味深いのは、日本で初めてオンデマンド出版システム「エコ出版」を使って出版されました。版下をまったく作らず、家庭用プリンタのように直接印刷するシステムで、100冊から出版可能になります。これまでCTPと呼ばれる製版を省略する印刷システムがありましたが、刷版も作らないので、さらにコストダウンが可能になっています。ただし、カラーの発色がちょっと悪いようです。これは今後の改良に期待したいところです。

出版社にとっては、在庫を抱えるリスクが減るのですが、著者にとっては、最初に1000部刷って、それ以上売れなければ……という厳しい状況にもなりえます。いいものを書かなければいけないというプレッシャーを感じつつ、日本初の出版システムに少しでも関われたことを幸せに思います。

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↑Top: 投稿者 あらい/遊民 | 単行本
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