2008年07月24日 (木)
ジャパン・インターナショナル・シーフードショー
第10回「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」で講演をさせていただきました。

【主 催】TOKOTON studio
【講 演 者】比較食文化研究家、ライター、フォトグラファー 新井 由己
同じものを広範囲に食べ歩き、 その違いから地域の文化や歴史を考察する比較食文化研究家。また、自分が知りたいことではなく、相手が話したいことを引き出す聞書人(キキガキスト)でもある。1996年から日本の「おでん」を研究し、地域限定の「ハンバーガー」(地バーガーと命名)を食べ歩いて10年目を迎えた。2003年からはフィールドを海外へ広げ、インドの「カレー」も食べ歩いている。 新刊に写真集『自然農に生きる人たち』(自然食通信社)がある。
【講演内容】
「おでん」のなかのシーフード
北海道から沖縄、さらに韓国や台湾までを訪ね、各地に残る「おでん文化」を広く紹介したおでん研究家・新井氏によると、海に近い半島の先端部は干物文化圏で、おでんはあまり食べられていないそうです。消費量より漁獲量が上回ったときに保存や加工のために干物やかまぼこが登場し、海沿いでは干物までで消費量のバランスが取れていることがうかがえます。かまぼこをそのままおでん種にする地域もありますが、一般的なのは揚げかまぼこのおでん種です。さらにゲソ巻きのように具材として加工されるものもあれば、ツブ貝やタコがそのまま入っている場合もあります。鰹節、昆布、煮干しといっただしを含め、シーフードがどのように活用されているのか、各地のおでんを紹介します。

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